高粘度製品メーカー様|100万mPa・s級製品の混練・脱泡試験事例
粘度約1,000Pa・s(1,000,000mPa・s)の非常に硬い製品について、脱泡と容器への充填が可能かというご相談をいただいた事例です。
野田化学では、実際の製品を設備へ投入して混練・脱泡試験を実施し、その後の取り出し・充填まで含めて製造工程を検証。
粉体比率が高く流動性の低い製品でも、混練しながらの脱泡が可能であることを確認しました。
※NDAおよび機密保持の都合により、社名・製品名・一部の仕様を匿名化して掲載しています。

お困りごと|粘度が高すぎて脱泡も充填もできない
高粘度製品では、一般的な液体製品とは異なる製造上の問題が発生します。
- 混ぜることはできても、設備から取り出せない
- 脱泡しようとすると設備への負荷が大きくなる
- ポンプでは送れない
- 粘度が高すぎて容器へ充填できない
今回の製品は、粘度が約1,000Pa・s(約1,000,000mPa・s)と一般的な液体とは大きく異なり、流動性が非常に低い領域にありました。さらに粉体比率も高く、非常に硬い状態でした。
あわせて、製品内への空気の混入を避ける必要があるという条件もあり、高粘度品を混練しながら脱泡する必要がある、難易度の高い案件でした。
ご相談内容|100万mPa・s級の高粘度製品を脱泡・充填したい
「粘度約1,000Pa・sの高粘度製品について、脱泡と容器への充填ができないか」
- 100万mPa・s級の製品でも混練しながら脱泡してほしい
- 製品内に空気を巻き込まない状態にしたい
- 脱泡だけでなく、容器への充填まで可能か確認したい
野田化学からのご提案|実機試験で製造可否を見極める
野田化学工業では、単に「攪拌できるか」だけではなく、混練・脱泡・取り出し・充填まで含めて、実際に製造できる方法をご提案しています。
高粘度品では、粘度の数値だけで製造可否を判断することはできません。粘度、フィラー量、流動性、チクソ性、処理量などによって、実際の設備負荷は大きく変わります。
そのため、必要に応じて実際の原料や製品をお預かりし、少量での実機試験から混練・脱泡が可能かを確認する進め方をご提案しました。
対応内容|100万mPa・s級の高粘度製品を混練・脱泡
実際の製品を弊社設備へ投入し、混練・脱泡試験を行いました。
進め方は次の通りです。
- 実際の製品をお預かりし、設備へ投入して混練・脱泡試験を実施
- 試験の結果、100万mPa・s級の高粘度製品でも脱泡を実施できることを確認
- 一方で、想定していた以上に製品が硬く、設備への負荷が大きいことも判明
- 混練・脱泡後の取り出し・容器への充填まで含めて、実際の製造工程を検証
「混ぜられるか」だけでなく、製造工程全体で可否を確認する形で進めました。
結果|100万mPa・s級の高粘度品の脱泡に成功
今回の試験によって、100万mPa・s級の非常に高粘度な製品について、実際の設備を使用して混練・脱泡を行うことができました。
また、混練・脱泡だけでなく、その後の取り出し・充填まで含めて実際の製造工程を検証しました。
高粘度製品では、単に「混ぜられるか」だけでなく、脱泡、設備からの取り出し、容器への充填まで含めて製造可能かを確認することが重要です。
野田化学を選んでいただいたポイント|粘度だけで判断しない対応力
- 100万mPa・s級の混練・脱泡に対応できる
→ 粉体比率が高く硬い製品でも、実機で脱泡まで実施できる - 実機試験で製造可否を判断できる
→ 粘度だけで断らず、フィラー量・流動性・チクソ性・処理量まで踏まえて検証 - 取り出し・充填まで含めて検証できる
→ 「混ぜられるか」で終わらせず、製造工程全体で可否を確認 - 製品が完成していない段階から相談できる
→ サンプルを使った製造試験から対応可能

